社会人の方が、働きながら大学院で学んでみたい！でも仕事と大学を両立させるためにはどうすればいいんだろうと悩んだことがあるのではないでしょうか。
その時に、
・夜間休日に講義が受けられないだろうか？
・オンライン，通信制で受けられないだろうか？
と思ったのではないでしょうか。
ここでは、オンライン，通信，夜間休日に学べるプログラムとはどういうものなのか？
そして、社会人が仕事と大学を両立しやすい制度・おすすめの大学専攻を紹介します！
①オンライン・通信制・夜間休日プログラムとは？
社会人が大学院に通うには、通常の学生とは異なり仕事との両立という大きな制約があります。
しかし、社会人にとっても通いやすい学び方が近年増えています。
ここでは、社会人が大学院に通うためのオンライン、通信制、夜間の学習プログラムについて説明します。
オンライン学習プログラム
オンライン学習プログラムは、ネットワークを通じて提供される学習プログラムです。
オンライン学習プログラムには、同期型と非同期型があります。
同期型は、リアルタイムで教師や他の学生とやり取りできるため、対面授業に近い学習体験を提供します。
非同期型は、自分の都合に合わせて学習できるため、柔軟性があります。
また、オンライン学習プログラムは、教材や授業資料がオンラインで提供されることがほとんどであるため、タブレット端末等を活用した学習とマッチします。
通信制学習プログラム
通信制学習プログラムは、書籍や教材が提供され、それを自分で読み・解くことで学習するプログラムです。
学習内容は、学生が自宅や職場で学習することができるため、仕事や家庭との両立がしやすく、社会人にとって非常に便利です。
通信制学習プログラムは、さまざまな資格等の専門的な知識や技術を学ぶための教材が充実しているため、学習効果は高いと言えます。
ただし、このプログラムは資格試験勉強等の学習プログラムとしては広く取り入れられていますが、学位を取得することができる大学院に対してはまだ取り入れられていないのが現状です。
夜間・休日学習プログラム
夜間・休日学習プログラムは、夜間や休日に授業が行われる学習プログラムです。社会人が仕事を終えた後や仕事のない休日に授業に参加することができるため、仕事と学習を両立することができます。夜間や休日だと対面で授業を受けることもしやすく、学生と教師や他の学生とのやり取りが直接的にしやすいという利点があります。
②社会人が仕事と大学院の両立をするためにおすすめの学び方は？
夜間や休日に講義があり、オンラインに対応していることがおすすめ！
社会人が大学院に通うためには、仕事と学業の両立が必要となります。そのためには、夜間授業や休日に授業を受けることが一般的となっています。ここでは、社会人が夜間や休日に大学院で学ぶメリットについて説明します。
仕事との両立がしやすい
社会人が夜間授業を受講することで、仕事との両立がしやすくなります。普通の昼間授業では仕事を辞めなければならないため、夜間授業であれば、仕事を続けながら学業を進めることができます。
実践的な学びができる
夜間授業では、実務経験豊富な講師が多いため、実践的な学びを得ることができます。また、夜間授業には、社会人同士が多く集まるため、自分と同じように働きながら学んでいる人たちとの交流ができ、新たな知人やビジネスパートナーを得ることもできます。
地理的な制約がない
大学院のオンライン授業は、学校の所在地や交通アクセスに制約されることなく、自宅からでも受講することができます。そのため、住んでいる地域に大学院がない場合でも、気にせずに受講することができます。
社会人が取りやすいおすすめの大学・専攻は？
現状、オンラインの対応はある程度進んでいるのですが、ほとんどの大学院の修士課程では平日の日中のみに講義を行なっています。
しかし、実はある分野の修士課程はほとんどの大学で夜間休日に講義を行なっているものがあるんです！
それは経営系の修士課程、いわゆる「MBA（経営学修士）」や「MOT（技術経営）」と呼ばれるものです。ほとんどの学生が社会人であり、ビジネスのための学問を学ぶことから、経営系の修士課程の大学院専攻は「ビジネススクール」とも呼ばれています。
多くのビジネススクールでは、週末や夜間に授業が行われるため、仕事と学業を両立することができます。さらに、社会人が修士課程を受講することで、ビジネス現場でのネットワークの拡大や、新しいキャリアの可能性を開拓することができるというメリットがあります。
経営系修士は、
・多くの社会人にとって有益なビジネススキルを得ることができる
・経営系修士を評価する会社が多い（会社にとって知名度が高い）
・社会人にとって通いやすい制度（夜間休日，オンライン対応）
・国の職業訓練補助制度によって学費の半分近くが補助される
といいことづくしのものであり、大学院を通じてキャリアアップを目指している社会人にとってとてもおすすめです！
【参考】博士課程は講義だけでなく学位を取るための研究成果を出しやすい環境にすることが重要
ここまでは主に修士課程を想定して、講義の取りやすさ・仕事との両立のしやすさの観点でおすすめを紹介してきましたが、大学院の博士課程（社会人ドクター）を検討している方にとっては、
・研究成果の出しやすさ
・卒業要件の厳しさ
・指導教員の方針
等、研究に関することについてもしっかり考えて進路を決める必要があります。
社会人が働きながら博士課程に通うことの詳細や気をつける点などはこちらの記事にまとめているのでぜひ参考にしてください。
③まとめ
ここでは、大学院で学びたい社会人の方が、仕事と学びの両立のためのプログラムとして
・オンライン
・通信制
・夜間休日
での学び方について説明しました。
また、両立して学びやすい制度が整った大学専攻として、経営系修士課程について説明，おすすめしています。
ぜひこれらを参考にして社会人学生に挑んでください！
